2019年12月25日水曜日

【Linux】Laravelのインストール

前回、前々回でPHPを入れたりMySqlを入れたりしまして、
大体CentOSの環境が整ったのでは…と思います。
今回はLaravelというPHPのWebアプリケーションのフレームワークを入れて、
そのページが出てくるあたりまでやってみたいと思います。

とりあえず、前回までの環境ですが、
・CentOS7
・PHP7.2
・MySql5.7
・Apache
です。






1.Laravelって?


Wiki先生から
https://ja.wikipedia.org/wiki/Laravel

LaravelはMVCのWebアプリケーションのフレームワークですね。
確か、同じPHPのWebアプリケーションのフレームワークで
CakePHPとかあります。

最近人気らしいので、とりあえず触ってみる感じで使うことにしました。
(無計画)


2.Composerのインストール


LaravelはComposerというパッケージ管理システムを使用しているらしく、
インストール時に必要になるので、Composerをインストールします。

curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer

始めのコマンドでバイナリを取得してきます。
で、そのバイナリをコマンドで実行できるようにbin以下にリネームして置く、と。

下記のコマンドでバージョンが確認できれば成功です。

composer --version


3.プロジェクトを作成


Composerをインストールしたら、
今回使用するプロジェクトを作成します。
現在の環境ではApacheを使っているので、そこからディレクトリを作成します。

cd /var/www/html
composer create-project laravel/laravel myapp --prefer-dist

log等のディレクトリの権限を変更しておきます。
下記の部分は「apache」が変更できるように権限を与えます。

chown -R apache ./storage/logs
chown -R apache ./storage/frameworks
chown -R apache ./bootstrap/cache


4.Apacheの参照パスを修正する


現在、Apacheでは「/var/www/html」が参照されるようになっています。
この部分を、Laravelで作成したプロジェクトが参照されるよう修正を行います。

vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

Apacheの設定ファイルを開いて、修正を行っていきます。

下記の修正を行います。
・DocumentRootのパスを
 「/var/www/html」から「var/www/html/myapp/public」に変更する
・「AllowOverride None」を「AllowOverride All」に変更する

「AllowOverride」は幾つかあるので注意ですね。
始め一個だけだと思っていたため、ここで少しハマりました。
まあ、起動時に「書き込めない!」みたいなエラーを出してくるので、
冷静になればわかるのかもしれない…ですね。


5.Apacheを再起動してアクセスする


ここまで設定出来れば、
後はApacheを再起動してアクセスするだけです。

Apacheを再起動して、先程の設定を有効にします。

systemctl restart httpd

で、メインPCからアクセスしてみましょう

http://localhost:8080

下のような画面が出てくれれば、
とりあえずLaravelのインストールは成功ですね!



まだ、MySqlを使用するデータベースとして
設定していなかったりするので、そのあたりは次にやろうと思います。





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