2023年4月14日金曜日

「諦めの価値」読了

4月もとっくに始まっていて、もう半分過ぎちゃってるよー。

そんなどーしようもないブログですけど。
とりあえず本を一つ読んだので書いておこう。



今回読んだ本

諦めの価値 (朝日新書)


さよなら、努力。 「諦め」は最良の人生戦略だ。

「諦めるな、頑張るんだ! 」という時代はもう終わった。
何かを成し遂げた人は、常に多くのことを諦め続けている。
あなたにとって、何が有益で何が無駄か、
「正しい諦め」だけが、最大限の成功をもたらすだろう。
「自分はこれでいいのか」と思っているすべての人へ。
仕事、人間関係、日々の雑事に見切りをつけた結果、
夢をかなえた作家が独自の思索で導いた諦め方を伝授する。


という本です。
ブックオフでセールで売っていたのを何となく購入。


感想

ちょっとだけタイトルとか、はしりの説明とかで
若干ネガティブな感じがあったけど、思ったよりポジティブな内容があって
しかも読みやすい書かれ方をしていて、スッと読むことが出来た印象。
以下、何となく思ったこと感想。


「諦め」というものはネガティブなことではなく、
日々をよく生きていくために必要なこと、
何が今必要で、何が今必要でないかというのを取捨選択して
今すぐ必要ではないものは「諦め」る。
自身の努力でなんとかならないものはいったん諦める。
諦めないと決めたものはとことんヤレ。


諦め方には種類がある。
何もせずに諦めるのと、何か試して諦めたのでは気持ちの区切りが違う。
諦めたと言いながら何かが好転することを期待していたり、
自分では何もしていないのに、何かやりたいみたいな気持ちを引きずるような
そういうのはよくない。
語るだけで満足するな。


「諦めた」からといって、それは人生の失敗ではないし、
諦めたらもう二度とそれをしてはいけないというわけでもない。
(機会として二度恵まれるかは別かもですが)
その時に諦めたのは、その瞬間は時期ではなかったというだけで
やりたくなったらまた手を出せばいいんじゃないのかね。


という感じのことが書かれていたような気がしますね(適当)
思ったよりも砕けた口調で書かれていて、読みやすかったのもプラス。
というか、教授→小説家という経緯もなかなかすごいスね。
大学で教鞭をとりながら、小説を書いていたというのが
まずすごいなーとなりますけどね。

「すべてがFになる」の作者の方なんですか?
そうなんだ…思ってたより破天荒感がある方ですね。


自分はというと、
社会人になって数年のタイミングで精神的にもろにやられてしまい、
学生時代の夢であったゲームのエンジニアというのを辞めて、
しばらく落ち込んだのちに今の仕事をやっているということもあり、
自身では最近まで「諦めたなぁ」「人生負けたなぁ」等と
ネガティブな思考を奥底に感じていました。

が、最近その辺りを払拭できたというか。
過去は過去として扱い。あん時はあん時で最善を尽くしたからいいよ。
そこで学んだことは今後に活かして生きていくか―
という気持ちに切り替えられたので、
この本の内容は結構好意的に受け入れられたという感じ。


まあ、読書感想文とかで結構適当なことを書くので、
「そんなこと書いてねーよ!もう一回読んでこい!」みたいなこと書いてるかもですが、
そういうのはまーいいですよ。
自分はこの本読んでこう思いました!(小並)


まあ、どんなものでもスパッと諦めるのは難しいし、
それがその人の小さいときの夢とかだったら尚の事だろうと思います。
その人にしか分からんことはたくさんあると思います。

その上で客観的に諦めるのか、失敗しても悔いがない程度に続けるのかって判断は
その人自身が決めるべきことだし、その人にしかできないことなのでは?

人に判断委ねてんじゃねー自分で自分の人生の舵とってけよ。
ってことで。


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