最近だと下記のを触っています。
OrangePiZero(256MBモデル)
http://www.orangepi.org/orangepizero/
OrangePiOne
http://www.orangepi.org/orangepione/
OrangePiOnePlus
http://www.orangepi.org/OrangePiOneplus/
OrangePiZero
Zeroは小さいのがよさそう…な感じがあります。
256MBモデルは船便で買うと安いですね。とにかく安い。
日本でRaspberryPiZeroを買うより安いんじゃないでしょうか?
10ドルしないとか…
(5cm×5cm)より小さい(!)のがなんともよさそうな感じ。
性能はRaspberryPiZeroよりちょっといいのかな…?
RaspberryPiZeroWhよりはメモリが少ない。
Wifiアンテナがついていますが、技適が通ってなくて
日本でむやみに使ったりすると危険かも?(捕まる?)
画面への出力端子がないので
シリアルポートからアクセスするか、
リモートログインしてなんやかんやする必要がありそうです。
AV端子出力はピンとしてあるのでそれを使うと直接出力もできるみたいです。
OrangePiOne / OrangePiOnePlus
Oneモデルはラズパイのスタンダードモデルと形状が近いですね。
Oneモデルが10ドルちょい、
OnePlusが20ドルくらいで購入できます。
OnePlusは3B+に近いくらいのCPU性能が(カタログスペックでは)あるみたい。
メモリも1Gあって、いい感じに見えます。(Oneは512M)
ただ、いろいろと違う点はあります。
・USBポートが少ない
・WifiやBluetoothモジュールはついていない
・電源がACアダプタ(ラズパイはmicroUSB)
などなど
特に電源が厄介で、日本ではあんまり使っていない系で最近だと手に入れにくい。
なんかPSPの充電アダプターが互換あるみたいだったので、
自分はとりあえずそれで代用しています。
おとなしくアダプタも買おう!
OrangePiのOSイメージについて
使用する上で問題になるのがOSです。
OrangePiはRaspberryPiと同じように公式でOSを出しているんですが、
ラズパイと違って、こっちは評判がよくないです。
AndroidのOSもあるんですが、これも評判は同じくらいですね。
http://www.orangepi.org/downloadresources/
試しに入れてみたんですが…う~ん、微妙かなあ。
ラズパイのOSであるRaspbianは結構安定している印象なんですが、
OrangePiの公式OSはむちゃくそ不安定ですね。
いきなり再起動したりするし…。
なので、使う際にはArmbianっていう
Arm系列のシングルボード系で使用できるOSイメージを使用したほうがよさそうです。
https://www.armbian.com/download/
サポートされているものであれば、結構安定して動作できる印象。
ただ、OnePlusはWIP状態になっていて、正式なリリース状態ではないみたい。
そこがちょっと気になりますね。
OneやZeroに関してはStable状態なので正式対応しているようです。
サーバー用のCUIしか公開されていないですが、
起動後にインストールすればデスクトップ環境も作成できます。
(今度書こうと思います。)
OnePlusは搭載のスペックとArmbianの軽さのためか
デスクトップは結構軽快に動いてくれます。
ブラウザは少し重いかな?
一昔前のネットブックPCより動くかも。
OrangePiのよさそうなところ
OrangePiとRasbperryPiを比べて、OrangePiがいいところ
何をとっても安さ…ですかねえ。(Amazonでは高い)
性能に対して価格が合っていない感じすらする。
後はRaspberryPiよりもたくさん仕入れて使えそうな点。
RaspberryPiは学習用とかでないとスイッチサイエンスとかでも買いにくいけど
OrangePiは船便であれば結構な数買っても大丈夫そう。
GPIOピンもあるし、
使い方が分かればRaspberryPiと同じような使い方はできるのかな、と。
OrangePiのわるそうなところ
逆にわるそうなところ
これはまず安定性ですね。とにかく公式OSが安定していない。
後はモデルがバラバラなところ。まあ、これは利点でもあるかも。
ラズパイは現状、通常とZeroの2モデル位なんですが、
OrangePiはとにかくモデルがたくさん出ている。
上にあげたもののほかにOrangePiPCとか、Zeroモデルも4個以上出てる。
どいつもこいつもWifiついてたりなかったり、
USBとかHDMI出力があったりなかったり、
電源の供給が違ったり(ACアダプタ、microUSB)
挙句OSも全部それ用にバラバラとかなかなかにイカれてる感じです。
最後に、ドキュメントの類が少ないこと。
RaspberryPiはメジャーどころというのもあって、結構資料は多いですし、
フォーラムも日本語のものがあったりと充実しています。
OrangePiは比べるとマイナー処の住人といった感じですね。
ドキュメントは少ないし、日本語でやり取りできるところもあんまりないし、
触っている人のブログとか多いとは言えないですね…。
どうしようもない詰まり処が発生しそうな点は否めないかも。
ただ、この辺って利点になり得るところもあると思うんですね。
(不安定さはダメ)
モデルの千差万別さは用途に応じてサイズとかを使い分けられるかも。
ドキュメントの類は少ないところを利用して、
自分が日本でメインに使う技術者になったるぜ!ってできるかも。
どのモデルにしろ、価格の割に性能が良いものが多いので、
使いこなせれば面白そう、という感じで触ってますね。
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