2018年8月20日月曜日

【RaspberryPi】最小構成インストールの方法

いつの間にかお盆の休みは終わり…今日からまた仕事ですか。
休み明けの仕事は精神的な負担が大きい…
連休明けは休みの長さに比例するダメージが来るのでつらいですね。
そういった意味では休みだけの時間が長いというのも考えものだなぁ。
(とはいえ、すすんで働きたいというわけではないです。)

今回はぁ~特にネタもないのでぇ~。
最近やったRaspberryPiの最小構成インストールの方法とか書いておこうとおもいます。

公式のGUI付きのインストールやってみるとわかるのですが、
かなり親切な設定になっており、初期状態でブラウザやメモ帳等必要なものがインストールされています。
その分ちょっと容量を使うようになっていますし、セットアップに時間がかかります。

最小構成のインストールっていうのは簡単に書くと
「CUI環境のRaspbianをインストールし、
 そこに最低限のGUI環境を別途インストールする」
ってことをやります。





完成状態で使用する容量が結構小さくなるので
体感なのですが、キビキビ動作する感じがありますね。

GUIインストールの時にはChromiumやLibreOfficeなどが入ってくるので、
updateとかすると結構な容量を取ってきたりするんですが、
最小構成だとこの辺は別途自分でインストールしないと入っていないため、
そもそも使用しないとかだったらこの方がいいかもしれません。

ただ、本当に最小限のものしか入っていないので、
(ブラウザも入っていないし、メモ帳すらない)
カスタマイズして初期環境を整えたい人向けですかね~。
この方法でやるといろいろカスタマイズできるみたいなので、今後調べる価値はあるかも。

ものによっては若干設定ファイルが変わってしまうみたいなので、
通常のGUIとは適宜使い分けしとこうかな、というのが自分の感触。



で、前置きが長くなったんですが、実際にやる方法ですね。


順番としては以下のような感じです。
・1.GUIのRaspbianイメージを取得する
・2.イメージをmicroSDに焼く
・3.CUI環境で起動し、アップデートする
・4.XWindowをインストールする



手順1「GUIのRaspbianイメージを取得する」

下記のURLにMinibianというCUI最小構成のRaspbianのイメージがあるので
ダウンロードします。

MINIBIAN-RASPBERRYPI
https://minibianpi.wordpress.com/download/



手順2「イメージをmicroSDに焼く」

イメージをmicroSDカードに焼きます。
これは通常のRaspbianイメージを焼く時と同じです。
Win32DiskImagerとか使って書き込みます。

Win32DiskImager
https://sourceforge.net/projects/win32diskimager/



手順3「CUI環境で起動し、アップデートする」

イメージを焼いたmicroSDカードを挿入して、起動します。
この時CUIの画面でログインユーザーとパスワードを問われる形になると思います。
ユーザー名「pi」、パスワード「raspberry」でrootユーザーでログインできます。
(デフォルトの設定がコレらしい)

ログインしたら、アップデートですね。

sudo apt-get raspi-config

まず、raspi-configでキーボード設定とかは修正した上で、
Raspbianをアップデートします。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get dist-upgrade
sudo apt-get clean

アップデートはここまで



手順4「XWindowをインストールする」

最後にXWindowのシステムをインストールします。
というか、これが本題っすね?

XWindowのシステムは下記のコマンドでインストール

sudo apt-get install --no-install -recommends xserver-xorg
sudo apt-get install --no-install -recommends xinit

XWindowのシステムだけだとまだ足りません
デスクトップ環境がないので、これもインストールします。
今回は軽いのを入れたかったのでLXDEをインストールします。
(ほかにもMATE、XFCE、RPDなどがあるようです。
 通常ににインストールされるのがRPD?)

sudo apt-get install lxde-core lxappearance
sudo apt-get install lightdm

で、ここまで
これでデスクトップ環境が出来上がります。
ただ、そのままだと起動してくれないのでコマンドで実行します。

startx

次回以降をデスクトップ環境から行う場合はrc.localに書いておくといいかもしれないです。


次回以降デスクトップで起動したい場合は
/etc/rc.local

startx
を追記します。





LXDEだとなんか一昔前のデスクトップって感じのが立ち上がりますね。
Windows98みたいなのが…
余分にデータも入っていないので起動時や動作が心なしか早いと思います。
少なくとも起動時はかなり早い…と思いますね。

思ったより快適に動くので
覚えておくと何かの時に役に立つかもしれないです。

ではでは



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